前回は洗面化粧台のユニットタイプについてまとめました。
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その際、洗面のバックガードが高い方が掃除が楽!という話をしたのですが、
そもそもバックガードって何?という方も多いのではないでしょうか。
バックガードが高いだけで日々のお掃除が変わります。
聞きなれない言葉ですが、洗面のお掃除面を考えると大切なポイントですよ!
洗面のバックガードってどこ?

こちらは洗面化粧台のユニットタイプ。一番一般的な形のものです。
洗面化粧台のバックガードは写真の黄色の部分。
ちょっと分かりづらいですが、ボウルの奥の方が少し立ち上がっています。
このバックガードは、洗面の水じまいの為に付いています。
水はねがミラーと洗面化粧台の継ぎ目に入りにくいように少し立ち上がっているんです。
最新の洗面化粧台はバックガードが高いものが多い

この写真も洗面化粧台のユニットタイプです。
同じユニットタイプでも、バックガードの立ち上がりが高いのが分かりますね。
このようなバックガードが高いものを「ハイバックガード」と呼びます。
ハイバックガードのメリット①:掃除が楽
ハイバックガードは洗面化粧台とミラーのつながりの部分の掃除が楽なのが最大のメリット。

この継ぎ目の部分に水が入って黒ずむのよね…
場合によってはこの継ぎ目部分がコーキングされていることがありますが、コーキング自体の掃除も大変だったりするので、継ぎ目自体に水がかからないというのは掃除面では大きなメリットです。
また、ハイバックガードの洗面は水栓も上の方に付いていることが多いので、水栓周りに水が溜まりづらく、ボウルと水栓の継ぎ目も黒ずみが出ずらいのです!

とにかく洗面の掃除を考えるならハイバックガードがおすすめです。
ハイバックガードのメリット②:身長関係なく使い勝手がいい!
ハイバックガードの洗面は水栓が高めの位置にある事がほとんど。
これ、実は結構男性ウケがいいんです。
コーディネーター時代、男性から多かった質問がコレ👇

洗面が低くて顔が洗いづらいんです。洗面の高さって変えられないんですか?
多くの洗面シリーズでボウルの高さ変更は可能です。
でも正直、私はあまりおすすめしていませんでした。
家族全員が高身長なら高さ変更した方が使い勝手がいいのですが、身長が平均的な女性や子どもが同居している場合、ボウル位置が高いと顔を洗ったときに水滴が腕を伝って肘の方に流れてしまうことがあるんです。
(実際に高めの洗面を使ったことはないのですが、多くの業者さんがそう言っていたのでそうなんでしょう)

でも、水栓が高い位置にあればどうでしょうか?
身長が高い男性も高い位置で洗顔をしやすく、身長が平均的な女性や子どもは低めの位置で洗顔することができますよね。
家族みんなが使いやすい高さで使えるのもハイバックガードの洗面化粧台のメリットと言えます。
※ハイバックガードでも水栓が低めの位置の場合もあるので、水栓位置も確認してくださいね!
まとめ:洗面を選ぶときはバックガードの高さを意識してみて!
多くの洗面化粧台を説明してきましたが、
私が自宅に設置するならハイバックガード洗面を選びたい!と思っています。
だってハイバックガードなら飛び散ってもサッとふき取るだけ…なんて楽!
日々の掃除は少しでも楽にしたい私にとっては洗面選びの重要ポイントです。
洗面選びの参考にしていただけたら幸いです。
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