今回はキッチンの人造大理石ワークトップのメリットとデメリットをまとめます。
最近のシステムキッチンのワークトップで最も主流ば人造大理石。見た目がキレイで表面がサラサラ…憧れのシステムキッチンですよね。その人造大理石製ワークトップのメリット・デメリットをまとめます。
※人造大理石・人工大理石の定義についてはひとまず置いておいて「人造大理石」と表記します。
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人造大理石製ワークトップのメリット
カラーが豊富でコーディネートがしやすい
人造大理石の良いところはカラーの豊富さ。
ホワイト・ベージュ系の他にも濃い石目柄・ブラック色の用意があります。
インテリアに合わせてカラーを選べるのでインテリアの幅が広がります。

シンプルに仕上げたいならマットな質感のホワイト色。
高級感を出したいなら石目が強くでている人造大理石。
特にグレー・ブラウンの石目柄は高級感があるのでショールームで一目みてそのまま決めちゃう!という方も多いですよ。
ステンレスワークトップに比べるとインテリアにマッチする柔らかい色が多い
ステンレスワークトップも好きなんですが、どうしても雰囲気が固いというか「大人インテリア」にマッチするカッコイイ印象になりがちです。

これはこれで素敵なのですが、どうしても硬いイメージというか、カッコイイ感じになりがち。

人造大理石のワークトップの方がホワイト系の色が全面に出てきて、キッチンの雰囲気が優しくなります。
ナチュラル系や北欧系・洋風の可愛いインテリアコーディネートがしやすいですよ。
傷がついても目立ちにくい
ワークトップ表面の傷はステンレスでも人造大理石製でも付くものは付きます。
しかしながら、ステンレスに比べると表面がマットな分、細かい傷が目立ちにくいのが特長です。
また、ちょっとした傷ならメーカーの取り扱い説明書に基づいて自分で傷の修正も可能!!
小さい傷なら怖くないのが人造大理石ワークトップです。
人造大理石製ワークトップのデメリット
熱に弱い
これは人造大理石を選ぶ際に必ず言われるデメリットですよね。
昔の人造大理石カウンターは熱い鍋を置くと変色・割れがモロに出てしまうことがありましたが、今はメーカー側も、熱に強い人造大理石ワークトップを開発しており、「○○○℃の鍋を○○分置いても大丈夫!!」と熱にも強いことをアピールされるかもしれません。
でも、どんなに熱に強い人造大理石でも、樹脂は樹脂!!
取り扱い説明書には「鍋敷きを使用してください」と記載があるはずです。
熱に強いと謳っている人造大理石ワークトップでも熱い鍋を直接置くことはおすすめできません。
汚れが染みこむことがある
私の実家がポリエステル系人造大理石のキッチンを使用しています。
母は大変キレイ好きで、ワークトップはいつもピッカピカ。
そんな中、私が豚キムチチャーハンを作ったとき、キムチをワークトップに落としてしまい、そのまま3時間ほど経過。

しっかり、キムチの赤いシミが残ったわ!!
布きんで拭いても洗剤で拭いても取れないので、本当はダメだと分かっていながらも塩素系漂白剤の原液を部分的に垂らして何とか汚れを落とすことができました。
※塩素系漂白剤はメーカーによっては使用不可です。色や艶が変わるかもしれませんので注意
このように、人造大理石ワークトップは、カレー・ミートソース・タバスコ等の色の濃いものを長時間放置すると着色する場合があります。
メラミンスポンジなどで掃除できる場合もありますが、「取れなかった…」という声もたまにききますので、ワークトップの上は常にキレイに保った方がいいでしょう。
多少の経年劣化がある
人造大理石は樹脂の為、長年使っていく内に多少の経年劣化が出てきます。
紫外線や熱の影響で表面の艶がなくなる、色が落ちる(黄ばむ)などが考えられます。
上でも書きましたが、私の実家は10年前に新築してポリエステル系人造大理石ワークトップを使用してます。
母はキレイ好きで、いつもキッチンはピッカピカですが、ワークトップの表面は若干白っぽく変色してきました。
長年使えば、ある程度は劣化があっても仕方ないと割り切るしかありません。
まとめ
デメリットばかり並べてしましましたが、私がキッチンを入れるならワークトップは人造大理石かセラミックだと決めています!!
人造大理石も従来に比べると、耐熱性・耐汚染性(染み込みにくさ)が良くなってきているので、通常の使い方であればそれほど心配はいらないように思います。
それに、人造大理石カウンターは可愛い…!!
なんというか、あたたかみがあって好きなんです。
人造大理石については、まだまだ語りたいことがあります。
次回はアクリル系・ポリエステル系人造大理石の材質の違いと、人造大理石カウンターの厚みの話、コーリアン®の3本です。
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