レンジフードの基礎知識も3回目になりました。今回はレンジフードの設置についてです。
キッチンのレイアウトに合わせてレンジフードは変わります。あえてレンジフードの設置方法を選ぶ機会は少ないのですが、レンジフードの基礎知識を知っていると、キッチン選びがスムーズになりますよ。

メーカーのカタログを見るとレンジフードがたくさん並んでいて、どれが自分のキッチンで選べるレンジフードか分かりづらいんですよね。ここではメーカーのカタログから選んでいくための基礎知識をまとめます。
壁付けレンジフードは壁付けキッチンや造作対面に対応

壁付け型キッチンや、コンロ前だけ前壁がある造作対面キッチンに使用するのが壁付け型のレンジフードです。ブーツ型・スリム型と形状は様々あります。また、プロペラファン・シロッコファンどちらも設置可能です。

リビング側から見える位置のキッチンなら、写真のようなスリム型のレンジフードを選ぶと見た目がいいですね。上の写真はマントルフードと呼ばれるタイプ。シルエットがキレイですっきりしていて人気があります。
壁付け型レンジフードの排気方向
壁付け型レンジフードの排気は一般的なシロッコファンであれば上方(天井)・後方・側面(横壁側)方向への排気可能です。プロペラファンの場合はレンジフードが接している面の壁側からのみ排気が可能となります。
サイドフードは対面キッチン・ペニンシュラ型に対応

サイドフードコンロ前に壁が無い場合に設置するタイプ。横壁付け型と呼ばれることもあります。写真のようなペニンシュラ型キッチンはもちろん、造作対面キッチンでも造作壁が腰壁のタイプの場合にも設置することがあります。
また、L字のようなカクカクとしたレンジフードは「サイドマントルフード」とも呼ばれます。
サイドフードの排気方向
横壁付け型レンジフードは上方・側面(横壁側)への排気が可能です。
センターフードはアイランドキッチンに対応

センターフードとは天井付け型のレンジフードのこと。天吊型と呼ばれることもあります。アイランドキッチンの場合、キッチンの側面にも後方にも壁が付かないため、天井から吊るタイプのフードでしか対応ができません。

アイランド型キッチンは見た目も重要ですから、天吊タイプのレンジフードはスリム型のすっきりとした見た目のものが多くなっています。
また、⊥のようなカクカクとした形状のフードは「センターマントルフード」とも呼ばれます。
天吊型レンジフードの排気方向
天吊りタイプのレンジフードは天井への排気のみ可能です。
まとめ
メーカーのカタログを見ても、どれが自分の家のキッチンに設置できるのか分かりづらい!ということで、レンジフードについてまとめてみました。
設置する形が分かればメーカーのカタログの見かたも分かるはず!キッチンの仕様選びの参考にしていただければ幸いです!
https://showroomindex.com/kitchen-reform-pr/
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