キッチンの「バックガード」という部材を知っていますか?
キッチン・流しについて検索すると「バックガード付き」の商品がヒットします。

でもバックガードって何??どの部分の事?それって必要なの?
ちょっとイメージしにくいですよね。この記事ではバックガードについて写真を用いて簡単に説明します。
バックガードとは、壁付けキッチン後方の立ち上がり部分の事
バックガードとはこの部分↓↓

赤い矢印で示している部分がバックガードです。
このバックガードは基本的に壁付けのキッチンに付きます。

対面キッチンでも、この写真のような前壁がある造作対面キッチンの場合はバックガードが付く

ペニンシュラキッチン・アイランドキッチンの場合はバックガードが付かない
バックガードはキッチンや流しの前壁に付いている立ち上がりの事です。
バックガードは水じまいを良くするために付いている
シンクやワークトップを使用する際、水がキッチンと壁の隙間に入り込まないように、水じまいを良くするためについているのがバックガード。
シンク・流しの前は水が飛びますから、その水がキッチンの裏側に入り込まないように付いています。

最近のキッチンでは付いていないものもあるようですが、個人的にはあった方が安心な部材だと思います。壁に直に付けるのは不安です。
このバックガードがついていないとどうなるの?
バックガードがない場合、キッチンのワークトップが直接壁に付く形になります。

バックガードがない場合、壁との隙間はシーリング加工をすることが多いです。
シーリングがなかったり、シーリングが切れてしまうと、上の図の○で囲んだ部分が水で濡れて壁やキッチンを傷める原因となります。
壁付けキッチンの水じまいを考えるなら必要な部材です。
バックガードの高さはだいたい5㎝くらいが多い
キッチンのカウンターから5㎝程度立ち上がって設置されることが多いバックガード。
付いていることで水まわりも安心して使うことができそうですね。
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