キッチンの背面に設置するカップボードと呼ばれる食器棚のお話、第二弾です。
キッチン空間の収納力や見た目に直結するので、どんな形にするのか迷いますよね。
カップボードの形は大きく分けるとコの字型かニの字型。
今回は二の字型のメリット・デメリットについて解説します。

二の字型収納はオシャレで人気の高い収納の形なんですよ。
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二の字型のカップボードとは?

立体感のないイラストですみません…
二の字型とはカウンター型のカップボード。漢字(カタカナ?)の「二」のような形をしていることからこう呼ばれています。
カウンター型の収納と吊戸棚がセットになっている事が多いですが、最近ではカウンター型の収納だけ設置して、上の吊戸棚は付けないという家も増えてきています。
では、二の字収納のメリット・デメリットを見ていきましょう。
二の字型のメリット①:家電をカウンター上に並べて置くことができる
二の字型の最大のメリットはキッチン家電を並べて置けること。
電子レンジ・トースター・ケトルや炊飯器を並べるスペースが十分確保できます。

コの字型収納の場合は家電を置くスペースが限られますから、二の字型にすることでゆったりと家電を並べることができます。
二の字型のメリット②:見た目すっきり&オシャレ

二の字型収納は見た目がスッキリしていてオシャレなのもメリット。
カウンター上にオシャレなキッチン家電を並べて「見せる収納」を造ることができます。
カウンター前方に窓を付ける場合も多い
写真のように、二の字型の前方に横長の窓を設置することも多くなっています。横長の窓はオシャレですし光もしっかりLDK空間に取り入れてくれます。
二の字収納ならではの窓の設置方法と言えます。
造作棚を設置して「見せる収納」に

最近では二の字型収納の吊戸棚を付けず、上部に造作棚を設置して「見せる収納」として食器や鍋を置くことも増えてきています。

吊戸棚を付けても踏み台がないと上まで手が届かないのよ…付けても結局使わなそう…
どうせ使わないなら、吊戸棚よりも低めの位置に造作棚を付けて自分好みのインテリアで飾り付けるのもいいですよね。
二の字収納のデメリット
コの字型に比べると収納力が少ない
コの字型のトール収納は、天井付近から床まで全て収納として使用できるので収納力が高いのが特徴です。

二の字型収納の場合は、普段使いの食器はカウンター下に収納する事が多くなります。食器が多いご家庭だと収納が足りないと感じてしまうこともあるかもしれません。

また、このカウンター下にはダストボックスやワゴンを設置する家も多い為、ダストボックスにスペースを取られて思ったよりも食器が収納できなかった!というのもよく聞く失敗です。
まとめ
キッチンカップボードの二の字型についてでした。デメリットで収納力が少ないと書きましたが、最近の人気は二の字型です。

若い夫婦をご案内する際には「食器はそんなにないので」と二の字型にされることが多かったです。
ちょっと前までは、コの字型収納がほとんどだったような気がするのですが…時代の流れ?
インスタグラムやRoom Clipなどでキッチン空間を調べてからショールームへ来館する方が増えているのもあり、オシャレな二の字型収納の需要は高くなっていると感じます。
とはいえ、キッチン収納の使い方は人それぞれ。自分にあったキッチン収納を選ぶ参考になれば幸いです。
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